メニエール症候群の種類 Ⅱ
=前庭型メニエール病=
めまいのない蝸牛型メニエール病とは異なり、回転性めまいの発作を繰り返すタイプのメニエール病です。
メニエール病の診断するうえで欠かせない中・低音性難聴の検査は蝸牛症で起こっているので、前庭型メニエール病の診断は難しいそうです。
前庭型メニエール病の診断が難しいことからも分かるように、前庭型メニエール病と診断されても、内リンパ水腫が原因になっているとは限らないようです。
そこで判断の目安となってくるのが、
・内リンパ水腫が原因になっていることが多いのは、発作の時間が長く、半規管麻痺や蝸電図が陽性の場合です。
・内リンパ水腫が原因になっているのではなく、血流障害が原因になっていることが多いのは、発作時間が短かったり、半規管麻痺や蝸電図やが陰性の場合です。
前庭型メニエール病の場合、蝸牛型メニエール病と違って、一般型メニエール病へと移行していくことは比較的少ないようです。
なぜなら、前庭型メニエール病の場合、原因が内リンパ水腫以外から来ている場合が多いからだそうです。